Nexeon社の技術について

Nexeon社は、電池のサイクル寿命を延ばし容量を著しく増大する、独自のシリコン構造化方法で特許を取得しています。

Nexeon社のシリコンアノード素材は、炭素に比べてリチウムにおいての容量が大きく、1グラム当たりの充放電容量 (mAh/g) はおよそ10倍です。

炭素アノードの場合: 6C + Li+ + e- ↔ LiC6 ⇒ 372 mAh/g

シリコンアノードの場合: 4Si + 15Li+ + 15e- ↔ Li15Si4 ⇒ 3580 mAh/g

Nexeon社の特許シリコン構造は、シリコンを使用した際にサイクル寿命が短くなるという従来の問題を、大きさの問題を軽減しながら克服します。この独自の構造を持つシリコンアノード素材は、容量を低下させることなくサイクル寿命を延ばします:

Nexeon technology overview

Nexeon社は様々な形態や容量の素材を開発しています。

最初に実用化された素材は最大1000mAh/gの容量をもつ低コストのシリコンでした。

現在市販されている2600 mAh 18650 リチウムイオンセルには、約10g のグラファイトアノード素材が使われています。Nexeon社独自の第一世代構造シリコンは、わずか2.6グラムでグラファイトを代替することが可能です。

First generation silicon material

第二世代の素材は第一世代とは異なる形態で、容量も最大3600 mAh/gに高められました。

Second generation silicon material

Nexeon社の技術は、既存のリチウムイオン電池生産ラインに簡単に導入することができます。現在使用するグラファイトをNexeon社の素材に換えるだけで、標準的な電池製造工程の一部として、従来のポリマーバインダーや電流コレクターと共に使用できます。Nexeon社の技術はまさに 「ドロップイン(簡単組み入れ)」のアプローチ といえます。